信州の山深き里、野倉(のぐら)。標高700m。
30軒が暮らす小さな集落です。
別所温泉から車で5分の距離にあります。
ここ野倉で育った木を伐って柱に、野倉にある石を運んで基礎に、
そして野倉に住むひとたちとともに小さな薬房を建てました。
“くすり”は森で、森が “くすり”。
お薬が必要な方もそうではない方も、どうぞお氣軽に立ち寄って
のんびりと過ごしてください。
それがなによりもの“くすり”だと私たちは考えています。
絵本は心で感じとるものです。
少ない言葉や音の響き、絵そのものが心に語りかけてくれます。
今、世の中には言葉や情報が溢れ、大人はその情報を解釈し、判断することが多くなりがちです。
でも、すこし解釈することを止めて「感じる」時間をとってみると、不思議と心がほぐれてきます。
絵本を読む時に、ほぐれた心で物語の世界に入り込むと善悪や正否を超えて、何か物事の本質のようなものに触れることがあります。
森のくすり塾では私(小川美紀)が幼稚園教諭や保育士をしていた頃、子どもたちと一緒に楽しんだ絵本を中心に、読むたびに心に語りかけてくれる絵本を取り揃えました。
どうぞ、今のご自分と響き合える絵本を見つけに来て下さい。