基本的に薬について総合的に学び合うところです。
教育と出版と薬房の三部門から成り立っています。
日本では薬機法(旧薬事法)により処方できないので国内では入手できません。
薬房でチベット薬の処方は行っていません。
販売しております。薬房のページを参照してください。
歴史を学んで薬の現状を知り、薬の学びを通して多様な社会とつながり、
自然のなかから薬を作りだす能力を育む教育です。
チベットの病院には200種類の丸薬や、さまざまな施術がありますが、
日本人にとって一番大切な療法は「友人とおしゃべりを楽しみ、
木陰でのんびりと過ごし、散歩をすること(四部医典・根本部第5章)」だと思っています。
ケミカル、つまり化学を知らない人には化学の素晴らしさを伝え、
自然に親しみがない人には自然の薬草の素晴らしさを教えるようにしています。
大切なのは極端に互いを否定しないで、学び合うことだと考えています。
それが、薬剤師でありチベット医でもある私の役割だと考えています。
私は実験室をもっていないので、現代のエビデンス(科学的証明)に相当する
情報は持っていません。
したがって、ウェブで検索して得られる以上の情報を提供することはできません。
ただ、森にいっしょに入って、薬草の見つけ方や、楽しみ方を教えることはできます。
もちろんです。ただし、その土地に生活されている方々よりも、
薬草のことを詳しく語ることはできません。地元の方々と一緒に、
忘れ去られてしまった薬草の知恵を思い出すお手伝いができればと思っています。
詳しくは『ヒマラヤの宝探し第172話ハトムギ』を参照してください。